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    速さの問題


    時速25kmで3時間進むと何km進んだことになるでしょう。

    「時速25km」を理解する。

    まず、歩いてみよう。立ってみよう。

    一歩だけ歩いてみよう。

    もう一度、一歩だけ歩いてみよう。

    その感覚を覚える。

    問題では3時間だから。

    3歩だけ歩いてみよう。

    一歩ではなく3歩。

    その感覚を覚える。

    一番最初の問題を見る。

    だから「時速25kmで3時間」はどうするか。

    25 × 3 = 75 km

    答えは 75km

    3歩歩いた感覚を覚えておこう。

    ちなみに 「25 × 3」は、まず 5×3をして 15。ここで十の位にくり上がる。「1」と書いておこう。

    そのあと 2×3 をして 6。

    さっき「1」を書いたから 7。

    最初に 15 になったからうしろの 5 をそのまま持ってきて 75 。

    わかりにくい人は、筆算でやってみよう。

    速さの問題の教え方


    <速さの問題の教え方>

    例えば、以下のような速さの問題があったとします。
    「一周3000mの池の周りを同じ地点からA君は左回りに分速70mで、B君は右回りに分速80mで歩くとします。A君とB君は何分後に出会うことになりますか。」
    このような問題に、ある子がつまずいたとします。どんなつまずき方と、どんな解決法がありうるでしょうか。あらゆるレベルにわたって考えられることを書いてみようと思います。

    1.「そもそも問題の意味がわからない」場合

    この場合には、「池」と「移動するA君、B君の動き方」を絵に描くなどして示してあげましょう。
    「分速70mの意味が分からない」場合には「1分で70m進む速さ」という説明が普通ですが、もっと感覚的にわかるような説明をするには、

    先生「分速1mは分かる?」
    生徒「うん」
    先生「1分で1m進む速さ。だいぶ遅いよね。それの70倍の速さっていう意味ね」

    といった説明もいいかもしれません。

    2.「問題の意味はわかるけれども、計算の仕方がわからない」場合

    この場合には、どうしたらよいでしょう?「「き・は・じ」の図を使って、求めるのは時間だから時間を隠して・・・」という説明だけで理解してもらえる場合はいいですが、それで理解してもらえない場合はどうしましょう?実際の解き方は「3000÷(70+80)=20分」ですが、速さを足す部分が腑に落ちないという生徒もいるかもしれません。ここは、次のような説明はどうでしょうか。

    先生「一周3000mの池の周りをひとりで回るのと、その池の周りを二人で逆方向に歩いて回って出会うのとでは、どちらが早い?」
    生徒「二人で歩く方。」
    先生「そうだね。だから「速さを足す」っていうのは分かる?」
    生徒「うん。」

    このような説明で分かってくれる子もいるかもしれません。

    3.「分速~m」がピンと来ない場合

    ただ、分かったような返事をしてくれる子でもいまいち「分速~m」という言葉が速さを表すということにピンとこない子もいるかもしれません。そんな子には、消しゴムを使って以下のような説明はどうでしょうか。

    先生「じゃあ、「秒速」で考えてみようか?秒速の意味は分かる?1秒間でどれだけ進むかだね。」
    生徒「うん。」
    先生「じゃあ、先生が今からこの消しゴムを動かすから秒速いくらくらいか考えてみて」
    生徒「うん。」
    先生(消しゴムをまっすぐ動かしてから)「一秒あたりどのくらい進んでた?」
    生徒「5cmくらい」
    先生「じゃあ、速さでいうと?」
    生徒「秒速5cm。」
    先生「そう。じゃあ、今度はどれくらい?」(少し速く動かす)
    生徒「秒速10cmくらい」
    先生「そうだね。分速はこれの1分バージョンだね。だから分速とか秒速とかでてきたら、消しゴムの動きをイメージしてみよう。」

    このような説明で、とりあえず「分速~m」という表記に苦手意識を持たせないことは重要なことです。
    以上のように「速さ」を教えるのは、なかなか大変ですが、根気強く教えてあげれば、子供は理解してくれます。色々と工夫して教えてあげましょう。